和モダンパッシブハウス|安城の工務店 Beans(ビーンズ)

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ペレットストーブ

 
ペレットストーブとは、燃料に木質ペレットを使用する暖房機器です。
本体にペレットを貯蔵するためのタンクが内蔵されており、電源を使用して少しずつペレットを燃焼室へ送り出します。
排気はファンで強制的に屋外へ排出するため、煙突の立ち上げが薪ストーブと比べ設計が容易で、コストも低い傾向にあります。

暖房方法としては、ファンを使用して室内へ温風を送り出す熱交換器を備えている機種、本体に蓄熱させて放熱する機種があります。
熱交換器を備えている機種は運転中の表面温度は蓄熱する機種に比べあまり上昇しないため、誤って本体に触れたときの火傷などのリスクは少なくすみます。
蓄熱する機種は運転中の表面温度は高く、熱交換器を備える機種に比べ長時間放熱するため、ストーブを停止させた後もしばらく室内へ放熱を続けます。
 
 

木質ペレットとは

 
ペレットストーブで使用するペレットは、木質ペレットと呼ばれます。
間伐材や木屑・廃材等を再利用して製造される木質バイオマス燃料(リサイクル燃料)です。
これまで廃棄するのみだった資源の有効活用を目的とし、国を挙げてペレットの普及を推進しています。
最近では、全国的に自治体でペレットの購入(消費者)に対し補助金制度を設けているところも増えてきています。

 
 

ペレットの種類

 
 
 
木質ペレットは、大きく分けて木部ペレット(ホワイトペレット)、全木(混合)ペレット、樹皮ペレット(バークペレット)の3種類に区分されます。
原料として用いらる木材の部位によって区別されるためです。
海外では製材工場から大量に出るのこ屑で造る木部ペレットが主流です。
日本では樹の皮部分を有効利用した、樹皮ペレット(バークペレット)の生産も見られます。
全木(混合)ペレットは林地残材等の樹皮付き丸太を原料にする場合もあれば、木部と樹皮を混合したものを原料とする場合もあります。

 
 

ペレットの燃費と消費電力

機種により多少の違いはありますが、一般的に火力が「中」のときペレットは約1kg/h消費するといわれています。
10kg=600円のペレットを購入し、1日8時間、1ヶ月で25日使用したとすると、1か月のペレット代は約12,000円となります。
 
ペレットストーブは、着火・ペレット貯蔵タンクから燃焼室へのペレット送り出し・排気ファン・温風ファンなどに電力を使用します。
機種により違いはありますが、一般的に通常使用時で100W前後、着火時で最大350W前後の電力を消費するといわれています。
ストーブを1日10時間、1ヶ月で25日使用したとすると、電気代は1日約30円、1ヶ月で約750円となります。
※金額は目安です。機種や火力・使用時間・ペレットの品質・電力会社により金額が異なる場合があります。
 
 
 
 
Beansではトヨトミ社製のペレットストーブをはじめ、各社ペレットストーブを取り扱っています。
実際のペレットストーブを自分の目で確かめてみたいという方はコチラのお問い合わせからご連絡ください。